お台場から奄美大島までフェリーで行けた頃の話 その1(有明から出港)
2013年の9月、休みをとって船で有明埠頭から奄美大島まで行った。
沖縄まで40時間以上かかる国内最長定期航路で、特に奄美大島で何をしようと考えていたわけでは無いのだけれど、2日以上船で過ごすという経験をしてみたいと思った。片道26時間の小笠原行きと違って帰りは飛行機に乗れるのも決め手だった。ひどく揺れもせず、陸地が見えたり水平線だけになったりと変化に富み、とても良い船旅だった。
また行きたいと思っていたのに、気づいたら航路が廃止されていた。貨物だけは運んでいるみたいですが、夏季限定とかでも、復活への願いを込めて。
沖縄〜大阪航路も2017年10月に廃止になる模様。残念。
ということで出発。最寄りの国際展示場正門駅からは割と歩いた記憶がある。
立入禁止を越えてゆけ。船が奥に見えている。
手前の建物が待合所。
もはや遺産クラスの構え、というか今となっては本当に遺産。
じっと乗船を待つ。キリンレモンベンチの渋さよ。
片道28,000円でした。
乗船が始まる時の高まりときたら。
さらばお台場よ。そして船に近すぎて全景が納められない。
良い。
人の積み込むが終わっても、荷物が終わるまで出港できません。
足挟みそうで怖い。
ということで船内。
尚、この旅の翌年に韓国で沈没したセウォル号はもともと、マルエーフェリーが鹿児島-沖縄間で運営していたフェリーだった。
皆様すでにおくつろぎモード。
結果この自販機から何本飲んだんだったか。やや高。
これは食べなかった気がする。
そして部屋は2人部屋の一人利用でラッキーと思った記憶。
夕日を見ながら出港を待つ。
続く